宇宙システム研究スタッフ

Interview

木村 恵

技術職員

打ち上げを見ずに

卒業した先輩の分まで。

必ず打ち上げるという強い

気持ちで臨んでいます。

打ち上げを見ずに

卒業した先輩の分まで。

必ず打ち上げるという強い気持ちで

臨んでいます。

木村さんは今技術職員という立場で?

そうですね。今年度から設立された宇宙機研究開発センターの技術職員として在籍しています。


それはこのプロジェクトに魅力があるからですか?

はい。衛星自体に興味がありましたし、自分が卒業した大学でもあるので、今の衛星のプロジェクトがどうなっているのか気になっていました。
ちょうど自分が卒業した後に打ち上げが決定して、そのタイミングで戻ってきて、少しだけでもかかわって力になれたらいいなと。

大学に入る前からこういうプロジェクトがあることを知っていました?

高校生のときに帝京大学の資料を見て、衛星開発をやっていることを知ったのが出会いでした。積極的に調べたのではなく受身で知ったのですが、衛星開発も宇宙関係も学べるというのを知って、進学を決めました。


宇宙関係を学びたいと思ったのはいつからですか?

興味があったのは中学生のころからですね。航空系の飛行機が好きな人が結構身近にいたので、みんな飛行機関係だから、自分は宇宙で頑張ってみようかなという感じです。

打ち上げが間近に迫っていますが今の気持ちは?

やっとか、という感じですね。

多くの先輩たちが打ち上げを見られずに卒業していきましたし、何年も経っているプロジェクトで、途中途中、本当に打ち上がるのかどうか不安だった時期もあります。

去年ようやく今年度打ち上がるという話が出てきてほっとしました。自分もこうやって戻ってきたので、必ず打ち上げるぞという気持ちで今は取り組んでいますね。


本当にやりたいことを見つけたという感じがしますがいかがですか?

やりたいことというより、できることが増える感じですね。
高校生のころはふんわりとしか考えていませんでしたし、まさか自分が大学で衛星開発に携わるとは想像もしていませんでした。宇宙系の学部に入ったのはいいものの、これから自分がどうしたいのか全く分からなかったです。


まずはやりたいことというよりはできることを増やして、それを生かせればいいと思います。

宇宙機研究開発センター 技術職員
木村 恵
(きむら めぐみ)